ゴキブリが出ない家にするためにできることは何でしょうか?
そもそもゴキブリが家に入り込む隙間がある限り、どんなに対策を行ってもゴキブリが室内に出てきてしまいます。

ゴキブリ侵入対策は、ゴキブリが出ない家にするための必須条件です。
侵入対策を行っても、ゴキブリが家に入り込むことはあります。

少しでも、家の中でゴキブリに遭わないために、
侵入対策を行った上での、ゴキブリが出ない方法をゴキブリ駆除のプロが教えます。

ゴキブリの出ない家にするための10カ条

ゴキブリの出ない家にするための10カ条を用意しました。
ゴキブリに気を付けるポイントがたくさんあるので1つ1つチェックしてみてください。

ゴキブリの出ない家にする<その1> 玄関の開け閉めには細心の注意を

ゴキブリが高確率で侵入するポイントが玄関です。

出かける際や、帰宅の際のドアの開け閉めのわずかな隙をついてゴキブリが家に侵入します。

そんなわけない!と思う方もいるかもしれませんが、ゴキブリの知能・本能を侮ってはいけません。
ドアを開ける隙をゴキブリちゃんと狙っています。

ゴキブリはほんのわずかな空気の流れを瞬時に読むことができます。

新聞紙などで、ゴキブリを叩こうと思っても、なかなか一撃を与られないのも、こうした動きを敏感に察知して、どこに動くことが最善かを一瞬で判断しているからです。

特に、夜の玄関の開け閉めの際のゴキブリ侵入が、最も危険です。
夜はゴキブリを見えづらく、夜行性のため動きも俊敏なため、ドアを開けた瞬間に入り込んで、すぐ人目のつかない置いてある靴の下や、傘立てなどに身を隠します。

当然ながら、ドアを開けた本人はゴキブリは一切気づきません。

玄関ドアの開け閉めの際は、ドア周りにゴキブリがいないかきちんと確認してください。

本当にイヤな方は、出入りの際に殺虫スプレーをドア周りにかけるのも有効でしょう。
はたから見たら、変わっているように見えますが、ゴキブリの恐ろしさに比べればマシでしょうか。

ゴキブリの出ない家にする<その2> 夏場も24時間冷房を使う

夏場、夜は涼しいからと窓を開けていませんか?
窓もゴキブリの侵入ポイントです。

ゴキブリ嫌いな方は、網戸をしているから大丈夫と思う人はいないと思いますが、網戸をしていてもゴキブリは入ってきます。

ゴキブリが入ってこない窓の開けておき方などと、ゴキブリ駆除の専門家でもないサイトが解説しているものもありますが、どんなにうまくやっても、窓を開けている以上、ゴキブリは入ってくるものだと思ってください。

クロゴキブリの子どもや、チャバネゴキブリは、わずか2mmほどの隙間でも入りますので、網戸をしていても安心できません。

しかし、新型コロナウイルスが蔓延している今日、空気を入れ替えをする必要もあります。

そうした、どうしても窓を開けなければならない場合は、昼間にしてください。
ゴキブリは夜行性ですので、昼間ならばゴキブリ侵入のリスクをある程度減らせます。

窓を開ける際も、ゴキブリが入らないような開け方をして、夕方まで開けっぱなしということがないようにすることです。

夏場に夜に窓を開けておくのは、ゴキブリのリスクとして絶対にNGです。

ゴキブリの出ない家にするためには、夏場は24時間冷房を使うことが必須です。

ゴキブリの出ない家にする<その3> 洗濯物や布団を取り込む際にはよくはたいて、目でも確認する

ゴキブリが家に入る1つに、洗濯物や布団についてきてしまうことも多くあります。

朝、洗濯物をベランダに干して、夜に取り込むのが一番危ないです。
夜はとにかく窓を一切開けないことが大切です。

洗濯物や布団を外に干すと、取り込むのが夕方というケースが多いと思います。

夕方くらいからゴキブリも活発に活動し始めるので、外に干物をする場合、昼の3時くらいまでには、取り込むようにするとゴキブリをリスクを減らせます。

また、洗濯物も布団も取り込む際には、はたいた上で、ゴキブリがついていないか、洗濯物などに引っかかっていないか、目視でも確認すると、さらにリスクが減らせます。

ゴキブリの出ない家にする<その4> ダンボールはすぐに捨てる

高層マンションの20階、30階の方からも、ゴキブリ駆除の依頼を受けることがあります。

これほどの高さまで、ゴキブリが歩いて登ることはなく、ネット通販で運ばれるダンボールにゴキブリが潜んでいることがほとんどです。

特に、通販の箱の中をすぐに開けずに置いておくと、中に入り込んでいたゴキブリが隙間から出てきて、部屋のクローゼットなど隙間に隠れます。

また、ダンボールの中や、フルートと呼ばれる波状の隙間にゴキブリが潜んでいたり、卵が付着している場合もあります。

通販の段ボールはすぐに開封し、家の中にダンボールを置いたままにしないことが重要です。
ベランダなどにダンボールを置きっぱなしにすることも、外にいたゴキブリが身を隠す場所として利用しますので、すぐに捨てることです。

ダンボールの中は暖かく、暗いためゴキブリが好んで潜む場所です。

また、スーパーで自由に持っていっても良いと、ダンボールが置いてあることもありますが、決して持ち帰ってはいけません。

スーパーやコンビニなどは、ゴキブリのリスクが常にあり、ダンボールなどに隠れたり卵を産み付けられている可能性があります。

ダンボールを見たらゴキブリと思え!というくらい気を付けるとリスクを減らせます。

ゴキブリの出ない家にする<その5> 部屋に物を置かない

家の中は物が多いでしょうか?

何も物がない家と、物がたくさん置いてある家では、圧倒的に物が多い家にゴキブリは住み着きます。

特に床に直に物がたくさん置いてある家は、ゴキブリが潜む箇所が多く、ゴキブリには好都合です。

ゴキブリは暗くて狭い場所にすぐに移動します。
ゴキブリが出て追いかけると、冷蔵庫や家具の裏など、狭くて暗い場所に逃げ込みます。

ゴキブリは暗い場所や影になっている場所を察知する能力が非常に高いためです。

もし、ゴキブリが家の中に出てくるのが本当にイヤならば、極限まで物を減らすことです。

特に、床に物を置いてはいけません。
全てどこかにしまうようにしましょう。

ロボット型掃除機を使っている家はゴキブリが少ない

ルンバなどロボット掃除機を使っているお家は、比較的ゴキブリ被害が少ないと思います。

ロボット掃除機を使用するために、床に物を置いておけないからです。

朝出かける際に、ロボット掃除機をかけていくことが多いので、定期的な掃除が行き届いているため、ゴキブリが出にくい家になっていくことも要因でしょう。

また、ロボット型掃除を使うために、フカフカの絨毯なども敷かないため、床がフローリングのままであることも多く、ゴキブリにとっては住みにくい家となります。

ゴキブリの出ない家にする<その6> ベランダや玄関に物を置かない

家の中と同様、家の外にも物を置かないことが、ゴキブリの出ない家にするためには大切です。

ゴキブリは外からやってきます。
ベランダや玄関の開け閉めの際に、ゴキブリが入ってくるため、ゴキブリが潜む場所を作らないことが大切です。

特に、ベランダに植木鉢やプランターなどを置いていると、水もあり、隠れる場所もありと、ゴキブリには絶好の場所となります。

マンションやアパートで、ベランダにあらゆる荷物を放って置いてあるお家もありますが、ゴキブリ対策としては論外です。

ベランダには一切何も置かないことが、ゴキブリの出ない家にするためには必要です。

特に日陰になるようなものは、1つも置いてはいけません。
ゴキブリが身を潜める場所となるからです。

ハーブなどの植物も置かない

ゴキブリにハーブなどの植物は効きますか?という質問を受けることがあります。

ゴキブリにハーブの植物は効きません。

ミントなどの植物を育てて置いてあるほうが、ゴキブリにとっては好都合です。

ハッカ油などを毎日朝晩に、撒いているならば効果はあるかもしれませんが、ハーブの植物を植えたり、置いたりしてもゴキブリはいなくなりません。

ゴキブリの出ない家にする<その7> 家具など隙間5cm開ける

ゴキブリは、狭くて暗い場所に身を潜める習性があります。

ゴキブリを見つけ追いかけると、冷蔵庫や家具の隙間に逃げ込むのはこのためです。

ゴキブリの出ない家にしたいということでしたら、全ての家具は前後左右に5cmの隙間を開けておくことです。

男性と女性の手の大きさの違いはありますが、人差し指から小指4本が5cmほどの隙間となります。

5cmの隙間があると、風通しもよくなり、明るくなるため、ゴキブリにとっては居心地が悪く、すぐに移動したくなります。

隙間を作っておくと、もしゴキブリが逃げ込んでもゴキブリホイホイのようなゴキブリトラップを置き、殺虫スプレーを軽く撒くと、トラップに引っ掛かり駆除しやすくなります。

ゴキブリが怖いことの1つに、どこに逃げ込んだかわからないことです。

家具や冷蔵庫、ベッドなど、床に置く全ての物に5cmの隙間を作ることで、ゴキブリが住み着きにくい家、ゴキブリ駆除がしやすい家になります。

難しいですが、クローゼットなどでもできれば、衣装ケースなど5cmの隙間を作るようにするとベストです。

ゴキブリの出ない家にする<その8> ドアにポストを塞ぐ

アパート・マンションでは、玄関のドアにポストがあることが多いでしょう。
このドアポストの隙間からゴキブリは室内に侵入してもきます。

特に、新聞やチラシなどが挟まれている間に、隙間が生じ、ゴキブリが侵入するチャンスとなってしまいます。

できることなら、ドアポストをテープなどで閉じてしまうと、ゴキブリ侵入対策となります。

新聞を取っていたり、電気代などの領収書などは、別のボックスを用意するなど、ドアポストに投函されないようにしてみてください。

ゴキブリの出ない家にする<その9> 換気扇をつけっぱなしにする

絶大な効果があるわけではありませんが、換気扇を付けっぱなしにしておくことは、ゴキブリ対策に有効です。

特に、浴室や洗面所などは湿度が高いため、換気扇はつけっぱなしにしておきます。

換気扇を回していると空気の流れができ、ゴキブリの活動を抑える狙いもあります。
ジメジメした環境を作らない効果もあります。

また、換気扇を回しっぱなしにすることで、換気扇から侵入してくるゴキブリを防ぐこともできます。

ゴキブリの出ない家にする<その10> 外ではバッグを床や壁にかけない

飲食店などではなるべく床にバッグを置いたりしないことが大切です。

食事に行った際に、椅子の下のカゴにバックを置いたりすることが多いと思います。、床に近い場所なため、ゴキブリがバックに入り込み、家にゴキブリを持ち帰ってしまいます。

特に飲食店は、チャバネゴキブリという小指の第一関節ほどの大きさのゴキブリが多くいます。

バッグだけでなく、ズボンの折りたたんだ裾や上着のポケットにも入り込むゴキブリで、繁殖するとあっという間に数百匹まで増える恐ろしいゴキブリです。

飲食店では、出来る限りバックを床に置かないようにして、置く場合には、バッグの全ての箇所を閉めて、店から出たらすぐにバッグの中や、ポケット、ズボンの裾など確認すると安心です。

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