ゴキブリが出やすい家の特徴があります。1つでも当てはまれば、ゴキブリが出るリスクの高い家となります。
これから住まいを選ばれる方には、場所選びの参考に、すでに住んでいらっしゃる方は、ゴキブリリスクの理解と早急なゴキブリ対策の検討を!
アパート・マンションの1階~3階の低層階はゴキブリのリスクが高い
ゴキブリは空を飛んでくることはほとんどありません。
ほぼ、間違いなく下から上がってきますので、アパートやマンションの低層階ほどゴキブリのリスクが高いお家となります。
当サイトのお問い合わせでは、アパート・マンションの階数で下記の違いが出ています。
アパート・マンションの階数
1階・・・33%
2階・・・26%
3階・・・22%
4階・・・10%
5階・・・6%
6階以上・・3%
1階と6階以上では10倍以上の差が出ています。
1階~3階に住んでいる方は、ゴキブリのリスクが非常に高いと考えておきましょう。
建物の下から歩いて上がってくるだけでなく、低層階では洗濯物や布団を干した際に、一緒に家の中に取り込んでしまうリスクも高くなります。
ちなみに、高層マンションの20階以上の部屋でもゴキブリは出ることがあります。
ほとんどが、ネット通販などでのダンボールや、服やバッグに混入してくる、ゴキブリの持ち込みのパターンです。
一戸建てはゴキブリのリスクが高い
集合住宅の低層階でのゴキブリリスクが高いのと同じ理由で、一戸建てもゴキブリの侵入が高いです。
一戸建ての場合は、ゴキブリが庭から歩いて玄関や窓から入ったり、家の壁の中を経由して室内に入り込む、排水管を通って室内に侵入など、あらゆる箇所からのゴキブリ侵入リスクがあります。
家の2階、3階くらいはゴキブリも壁を登ってくるので、夏場に窓を開けっぱなしにしたりしていると、あっさりゴキブリに侵入されます。
ちなみに、新築だったり築年数が浅い一戸建てはゴキブリのリスクが低いということはありません。
当サイトに一戸建てでゴキブリ駆除の相談される3~4割は、新築や築年数1年未満の方からです。
家を建てて間もないのに、ゴキブリが出てショックですぐに相談されるということもありますが、いずれにしても新築でもゴキブリのリスクは十分あります。
当サイトの新築のゴキブリ対策もご覧ください。
木造のアパート・一戸建てはゴキブリのリスクが高い
木造の建物は、ゴキブリのリスクが非常に高いお家となります。
木造建のアパートや、木造住宅はゴキブリが侵入する隙間がたくさんあり、リスクが非常に高くなります。
木は水分を吸うと膨張し、乾燥すると収縮する性質があります。
そのため、材木どうしを密接にして建ててしまうと、歪みなどが生じるため、柱や壁にあえて隙間を開けて建てていきます。また、通気性を確保するためにも隙間を作ります。
隙間は0.5mmほどと釘一本分くらいで、ゴキブリが侵入する隙間としては十分です。
こうした隙間が、屋根や壁の間にたくさんあるため、下から上がったゴキブリが、外壁などから侵入し、壁の中に入り込んできます。
壁の中で収まっていれば室内で見ることはありませんが、やはり、配管周りの隙間や幅木、エアコンホースと壁の隙間などから室内にゴキブリが侵入してきてしまいます。
木造の建物は隙間が多く、ゴキブリのリスクが高いと認識ください。
河川が近くにあるとゴキブリのリスクが高い
ゴキブリはジメジメとした湿度のある場所が大好きです。
そのため、川の近くにある建物はゴキブリの発生リスクが非常に高くなります。
川にはたいてい茂みもたくさんありますので、隠れやすい場所であるため、ゴキブリの繁殖には絶好のポイントです。
河川にいるゴキブリは、数十匹というレベルではなく、・数百匹から数千匹いるというのは容易に想像がつきます。
ただ、ゴキブリだけでなく、蚊やハエ、ムカデ、ゲジゲジ、クモなど多くの昆虫も多く生息しています。
ゴキブリの天敵はムカデとクモです。とくにアシダカグモがいると家中のゴキブリを食べ尽くしてしまうと言われているほどです。
ゴキブリにとって絶好の場所でもゴキブリが簡単に大繁殖することはなさそうです。
それでも川がない場所と比べて、かなりゴキブリの生息数が多いので、半野外性のクロゴキブリは近くの建物に住みつく可能性が高くなります。
ゴキブリが大嫌いな方は、川や沼、田んぼの近くなど、水辺のそばの建物に住むことはオススメできません。
飲食店がそばにあるとゴキブリのリスクが高い
飲食店には少なからずゴキブリがいます。
食材の仕入れなどに紛れてゴキブリが入り込んでいたり、店の玄関や勝手口などから侵入してきたりします。
特に油が大好きなゴキブリは、揚げ物や中華料理を扱うお店、焼肉店などを好んで近づいてきます。
そのため、飲食店には定期的に管理してくれるゴキブリ駆除業者が入っています。
しかし、全ての飲食店に駆除業者が入っているということは限りません。
ある程度ゴキブリがいなくなったと思ったら、定期管理をやめてしまったりする飲食店も多く、1ヶ月もするとまたゴキブリが増えていることもあります。
個人経営のお店などは、駆除業者を入れたことがないというところも多くあります。
こうした飲食店の近くにあるお家はゴキブリのリスクが非常に高くなります。
典型的な例は、1階に飲食店の入っている集合住宅です。
飲食店で繁殖したゴキブリが、少なくとも4階・5階くらいまでは、普通にゴキブリが登ってきて家の中に侵入してきます。
多くの場合はチャバネゴキブリであるため、非常に厄介で駆除職人泣かせの現場です。
隣が飲食店のお家も非常にリスクが高く、通りを挟んで向かいにあっても、ゴキブリ被害の可能性があり得ます。
その場合は、地下の配管を通ってやってくることが多いようです。配管の中は暖かく、冬場でもゴキブリが活動できる場所でもあります。
前述のように、飲食店に必ずゴキブリが生息しているわけではありません。きちんと定期管理された飲食店は、ゴキブリが全くいません。
厨房をきれいに清掃して、駆除業者と一丸となってゴキブリゼロを維持しているお店もあります。
ですので、飲食店がすぐそばにあるからといって、そのお店が発生源と決めつけることはできません。
お店の見た目もある程度参考にはなりますが、古そうなお店でもしっかりとゴキブリ対策をされているお店もあります。
厨房を見て、ガス台や壁、業務用冷蔵庫などが綺麗に清掃されていなければかなり危険かもしれません。
いずれにしても、飲食店は常にゴキブリのリスクが高いため、近くに住んでいる場合は、ゴキブリ対策を万全にすることが重要です。
スーパーマーケットやコンビニがそばにあるとゴキブリのリスクが高い
飲食店と同様に、スーパーマーケットやコンビニはやはりリスクがあります。
特にスーパーマーケットは、お惣菜や鮮魚の調理場がありますので、そこでの食材のカスやゴミがゴキブリにとっても好物となります。
スーパーは冬場でも温かいため、チャバネゴキブリは一年を通して生息しやすい環境にあります。
また、スーパーやコンビニでは商品を梱包していた段ボールが大量にあります。
自由に持っていってもいいようにと段ボールが積まれているスーパーも少なくありません。
この段ボールもゴキブリリスクが高いため、ゴキブリが大嫌いな人は決して持ち帰らないようにすることです。
スーパーやコンビニもダンボールをすぐに片付けるべきなのですが、毎日運び込まれる商品がある以上なかなか難しい現状です。
このようにゴキブリが持ち込まれるリスクと繁殖しやすいリスクが高いスーパーやコンビニですが、やはりゴキブリゼロを維持しているお店もあります。
万一、ゴキブリが持ち運ばれても繁殖させないようにきちんと衛生管理されているお店もあります
それでもスーパーも常にゴキブリと隣り合わせであるため、家のそばにスーパーがあるのは、ゴキブリリスクが高い場所のひとつであることは間違いありません。
ゴミ捨て場が近いとゴキブリのリスクが高い
当然ながらゴミ集積場所はゴキブリも集まりやすくなります。
アパートやマンションは建物の入口付近にあることが多いと思います。
夜ゴミ捨てにいくとゴキブリがいるのが恐ろしくてゴミを出せないという方もいらっしゃいますね。
ゴキブリは夜行性なので、夜にゴミ捨て場に近寄ってはダメです。
朝出すようにしましょう。
一軒家の住宅街では、決まった場所のゴミ集積場に出すと思います。
ゴミ集積所の場所を決めるのに住民同士もめることもあるとか。
ゴミ集積場は臭いだけでなく、ゴキブリも発生する場所ですので当然です。
集合住宅では、ゴミ集積場所からなるべく離れた部屋に住むようにしたいです。
これから戸建てのマイホームを考えていらっしゃる方は、ゴミ集積所の場所をしっかり確認しておくとよいです。
近所がゴミ屋敷の場合はゴキブリのリスクが高い
実は、お隣さんがゴキブリの発生源であったりします。
多くの場合は、やはりゴミ屋敷のパターンです。
お隣さんの発生源を絶たないと、ゴキブリを完全に見なくすることは非常に難しいです。
集合住宅では隣でなくとも、上下左右の階で2~3軒離れていても、ゴミ屋敷のようなお家があれば、ゴキブリがやってきてしまいます。
実際にゴミ屋敷のゴキブリ駆除を行ったこともありますが、少なくとも100匹以上は繁殖していました。
ちなみに、ゴミがある間は駆除ができないため、全てのゴミを出した後に作業を行います。
ゴミ屋敷が近くにあるお家でも、室内にゴキブリを入れさせないような侵入対策を行うことは可能ですが、通常の1.5倍から2倍近い費用がかかります。
さらに、一切窓を開けずに、洗濯干しも室内で行い、玄関の出入りの際は細心の注意をするなど、徹底した対策も必要になります。
近くにゴミ屋敷がある場合、ゴキブリのリスクを考えると、可能であれば引っ越すことが一番の解決手段となるかもしれません。
ベランダや庭に物を置く家はゴキブリのリスクが高い
ゴキブリのリスクをゼロにするという観点から言うと、ベランダや庭に物を置いてはいけません。
ベランダや庭にゴキブリが寄ってくるリスクが上がる原因は3つあります。
ベランダや庭にゴキブリが寄ってくるの原因の1つは、臭いです
夏場に生ゴミの臭いがするからと、ベランダや玄関、庭にゴミを置いておくと間違いなくゴキブリが寄ってきます。
生ゴミだけでなく、ビールの空き缶などはゴキブリが強く反応しますので、匂いを辿ってやってきます。
ベランダや庭にゴキブリが寄ってくる原因の2つ目は、水です
観葉植物やベランダ菜園もゴキブリのリスクが高くなります。
ゴキブリはどんなに食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月は生きていけます。
とにかく、ゴキブリは水だけは確保しようしていて、水分のある場所へたどり着くのが非常に優れている生き物です。
観葉植物やベランダ菜園は、毎日水やりをすることが多く、水に反応してゴキブリが寄ってきます。
また、ゴキブリは雑食性のため、植物や野菜などの枯れた葉や草なども食べます。
ベランダや庭にゴキブリが寄ってくる原因の3つ目は、隠れる場所です
ベランダや庭に物を置いているとゴキブリが隠れる場所となり、ゴキブリのリスクが上がります。
ゴキブリは暗くて狭い場所を好みます。
外にいるゴキブリは日中、草の茂みや石の下などに隠れています。
ベランダや庭に、植木鉢やプランター、ダンボールや、ゴミなど置いていませんか?
どのような物でも、ちょっとした物陰になるような物を置いておくと、通りかかったゴキブリが身を潜む場所として利用してきます。
とにかくゴキブリがイヤ!という方は、ベランダや庭に一切、物を置かないことです。
例えば、ベランダを掃除するための、ホウキが横になって倒れていたり、ちりとりが地面に置かれているだけでも、ゴキブリにとっては身を隠す場所となります。
一戸建ての素敵なお庭に何も置かないというのは、少々酷かもしれません。
しかし、ゴキブリのリスクという観点からは、物を置かないことが大変重要です。
身を潜む場所がないと、ゴキブリは別の場所にすぐに移動していきますので、何もないことがベストとなります。
ゴキブリ用にハーブ植物を置いても効きません
ゴキブリにハーブが効くという情報を鵜呑みにして、スペアミントなどを育てて置いているという方もいますが、そうしたハーブ植物を置いても効きません。
植木鉢の下にゴキブリが隠れる場所を作るだけです。
ベランダや庭に物を置かないことがゴキブリのリスクを減らす唯一の方法です。
このようにご自身でゴキブリに気をつけていても、ゴキブリのリスクが高く、対処が難しい場所がありますので、住まい選びのご参考にしていただければと思います。
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