ゴキブリ1匹見たら100匹はいるという話がよく話題に出ますが本当でしょうか?
100匹とは言わないまでも、あんなものが家の中に数十匹もいると思うだけでゾッとしますね。
本当に100匹もいるのか?毎日駆除に訪問しているゴキブリ駆除のプロが解説します。
このページを監修したゴキブリ駆除のプロ
ゴキブリ駆除のプロ業者。ゴキブリの侵入経路を塞ぐ施工をメインに1都3県のゴキブリ駆除を行っている。
東京本社:
〒153-0063
東京都目黒区目黒1-4-16
家でゴキブリを1匹見たら100匹はいるというのは本当でしょうか?
結論から言うと、昼間に家の中でゴキブリを見た場合は、ゴキブリの種類に問わず、すでに相当数ゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。
ゴキブリは夜行性ですので昼間に行動はしません。
また、ゴキブリの卵からは20匹~40匹のゴキブリが産まれ出てきます。
メスが卵を産みつけていた場合には、数十匹のゴキブリが家に潜んでいることになります。
実際に、ゴキブリ駆除やゴキブリ侵入経路を塞ぐ作業でお伺いすると、数十匹のゴキブリがいるお家は結構あります。
こうした経験を踏まえて、
ゴキブリを1匹見たら、100匹いるという可能性が高い順にご紹介していきます。
ゴキブリ1匹見たら100匹いる <第一位> チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリが家にいたら、すでに複数匹潜んでいるのは間違いありません。
少なくとも数十匹、時間が経っていると数百匹はいます。
チャバネゴキブリが1匹でも家の中にいた場合は、アウトです。
すぐにゴキブリに詳しい専門の駆除業者に相談してください。
経験の浅いゴキブリ駆除業者は断ってくることもあるほど、チャバネゴキブリの完全駆除は難しいことがあります。
チャバネゴキブリは、人目に隠れた場所で巣を作っており、1つのコロニー(ゴキブリの巣)で10匹~30匹はいます。
チャバネゴキブリのコロニーは、冷蔵庫のモーター部分、食洗機の中、キッチンの引き出しや、シンクの下の収納、洗濯機の中、電子レンジ・トースター、電話機、コンセントなど、モーターの発熱がある箇所に巣を作っており、人目のつかず、暗くて狭い場所に潜んでいます。
チャバネゴキブリを冬場に何度か遭遇している場合は、ほぼ確実に100匹近くいる可能性がかなり高いです。
チャバネゴキブリは、外から歩いて家にやってくることは少なく、バッグや衣類のポケットに入り込んで、家に持ち込んでくることが大半です。
特に、飲食店や居酒屋などに多く、食事をしているスキに入り込み、家に持ち帰ってしまいます。
また、通販のダンボールにも潜んでいることが多く、箱を開けずにしばらく置いたままにしたり、畳んだダンボールを家の中にそのままにしていることも要因となります。
1階が飲食店やスーパー、コンビニなど、食品やダンボールなどが多いお店が入っているマンションでは、建物の5階6階までチャバネゴキブリが繁殖していることもあり、駆除も侵入対策もかなり困難となります。
ゴキブリ1匹見たら100匹いる <第二位> 昼間にゴキブリが家の中を歩いている
昼間にゴキブリを家の中で見かけたら、非常に注意が必要です。
チャバネゴキブリでなくとも、クロゴキブリでもすでに複数匹は家に潜んでいる可能性が高くなります。
ゴキブリは夜行性であるため、昼間の明るいうちにノコノコ出てくることはあまりありません。
昼間はジッと物陰に隠れていて、日中の明るいうちに、出歩くことはあまりありません。
ゴキブリは、夜11時頃から深夜2時から3時くらいが特に活動的で、それ以外は安全な巣にいたり、タンスや冷蔵庫、台所の下などの物陰でジッとしています。
それなのに、ゴキブリが昼間歩いているということは、家屋内に生息していた数十匹のゴキブリのうちの1匹がうっかり人に見つかる場所に出てきてしまったと推測します。
または、隠れている場所にすでに複数匹ゴキブリが潜んでいて、多すぎたため他のゴキブリに追い出されたり、別の隠れ場所を探しにノコノコと出てきた可能性があります。
日中にゴキブリが室内をウロウロしているというのは、時間帯でいうと、日が昇る朝から、夕方4時頃までです。
その時間はゴキブリも物陰に潜んでいるはずですので、見かけた場合は要注意でしょう。
特に、壁や床の中央部分で、隠れる場所が近くにないところを歩いていた場合は、注意が必要です。
ゴキブリ1匹見たら100匹いる <第三位> ゴキブリを毎日見る
毎日ゴキブリを家の中で見るということは、すでに室内に少なくとも数十匹は侵入している可能性が十分考えられます。
玄関のドアの開け閉めや、窓を開けっ放しにしていて侵入されたレベルではなさそうだと判断します。
ゴキブリを見る頻度が、毎日~2日に一回の場合は、室内に多く生息していたり、ゴキブリが卵を産んで増えている可能性があります。
週に2回程度の場合、ゴキブリが室内に入り込む隙間があり、そこから頻繁にやってきている可能性があります。
この段階であれば、ゴキブリが侵入する隙間を塞ぐことで、家の中で繁殖することを防げる可能性が十分ありますので、プロの業者に相談することです。
ゴキブリが突然、毎日見るようになるということは少なく、それまでに頻度が少ないけれど、ゴキブリが室内で出ていたことはあったはずです。
ゴキブリを見る頻度が上がってきた段階で、市販の薬剤などに頼らず、専門家に相談することが、早期解決につながります。
また、冬場にゴキブリを室内で見る場合も注意が必要です。
クロゴキブリは、寒さに比較的強いのですが、10度以下になればほとんど動かずに越冬します。
晩秋から春にかけてゴキブリが歩いているのを見た場合には、室内で巣を作っているしか考えられないでしょう。
しかも冬場でゴキブリが活動しているということは、15度以上の暖かい場所で、冬場でも繁殖している可能性もあります。
こうした場合、早急に対処するためにも専門家に相談することです。
飲食店などの場合
飲食店でのゴキブリのほとんどはチャバネゴキブリです。この場合、1匹見たら100匹いるというのはかなり現実的です。
実際にゴキブリ駆除で訪問した飲食店で数百匹のチャバネゴキブリを一気に駆除したこともあります。
引き出しの奥や、冷蔵庫の下、業務用テーブルの隙間や電化製品中など、あらゆる箇所がチャバネゴキブリの巣になっていました。
飲食店の場合は、ゴキブリを店に侵入されないということがそもそも難しいです。
建物のテナントとして入っている場合は、あらゆる箇所に隙間がありますし、食材を仕入れる際の食材そのものや段ボールの中などに一緒に侵入されるのは日常茶飯事でしょう。
それでもゴキブリゼロを維持することは十分可能です。
薬剤だけに頼らずに、店舗スタッフの方々の清掃作業が重要となります。
清掃が行き届いていないと100匹どころか数百匹のゴキブリと日中の大半を過ごすことになります。
このように、飲食店と一般家庭のゴキブリ繁殖リスクはかなり違います。
それでもゴキブリ1匹見たら100匹いるという可能性は否定できませんので、特にチャバネゴキブリの場合は本当に注意が必要です。
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