ゴキブリ駆除をプロの業者に依頼すると、どのくらいの時間で完了するのか。
薬剤だけの駆除の場合と、ゴキブリの侵入対策も行う場合ではかかる時間がかなり変わってきます。

ゴキブリ駆除を薬剤のみで行う場合の時間

ゴキブリ駆除を薬剤のみで行う場合は、非常に短時間で終わります。
ゴキブリが生息していそうな箇所や、通り道となりそうな箇所に、薬剤を散布したり、ベイト剤を塗布するだけの作業となります。

アパートの薬剤によるゴキブリ駆除の時間

アパートの薬剤によるゴキブリ駆除なら1時間かからず終了します。

アパート外周では、玄関や廊下部分、ベランダでは窓枠や排水口などに薬剤を散布していきます。

アパート内部では、キッチンや洗面所の収納箇所にある配管周辺に薬剤を散布します。
また、トイレの配管や便器下の周りにも散布します。
洗濯機の排水ホース周辺にも作業し、だいたい終了です。
可能であれば、部屋のすみをぐるっと薬剤を散布することもあります。

散布作業そのものは30分かからず、準備や説明など合わせて1時間弱でしょう。

マンションの薬剤によるゴキブリ駆除の時間

マンションですと2LDK~4LDKくらいで1時間~1時間半ほどです。

アパート同様に、ベランダや玄関、廊下部分の外周部への薬剤の散布、室内では、キッチンや洗面所の配管まわり、トイレ、洗濯機など水回りへの薬剤の散布となります。

部屋数が多くてもアパートと作業内容はそれほど変わりません。
ゴキブリは水回りの配管や隙間から侵入してくることがほとんどだからです。

水回りから遠い部屋にゴキブリが出ている場合は、部屋の中にも薬剤を散布したり、ベイト剤を塗布していきます。

ゴキブリ侵入経路を塞ぐ場合は、システムキッチン下の配管の化粧板を外して、封鎖工事をするのですが、薬剤の散布のみの業者の場合、外して作業を行うことはまずありません。

そのため時間もかからず終了します。

一戸建ての薬剤によるゴキブリ駆除の時間

一戸建て薬剤によるゴキブリ駆除の時間は、家の庭にも薬剤散布を行うため1~2時間です。

半日、1日がかりということはなく、せいぜい2時間ほどです。

作業としては、集合住宅同様に室内では、キッチン・洗面所の配管、トイレ、洗濯機などの水回りへ薬剤を散布したり、ベイト剤と呼ばれるゴキブリの毒餌をつけていくものです。

外部では、ベランダ、室外機、玄関周辺に加え、家の基礎周りに薬剤を散布していきます。

薬剤の散布だけですと作業そのものは1時間弱で終わってしまうことがほとんどです。

あとは作業準備やゴキブリ対策の話や説明などで、作業はほとんどありません。

こうした短時間での薬剤作業では、ゴキブリ対策は無理です

薬剤だけですので、ゴキブリ駆除業者も短時間で作業が行えるため、効率の良い案件と感じていることがほとんどです。

ゴキブリ駆除を行う業者としては、薬剤散布のみのゴキブリ駆除は、はっきりいって美味しい仕事と言えます。
だからこそ、本当にゴキブリを見なくしたいのであれば、絶対にお勧めできません。

ゴキブリが入り込む侵入箇所がある限り、薬剤でのゴキブリ駆除は一時的な対処療法でしかないからです。

ある大手の有名駆除業者は、毎月ゴキブリ駆除の薬剤を散布作業を行っているようですが、それでもゴキブリが出ているため、当サイトに相談される方も多くいらっしゃいます。

こうした短時間での薬剤だけのゴキブリ駆除は、ゴキブリを家の中で見ないようにするのは難しいと言えます。

薬剤に加えてゴキブリ侵入対策を行う場合の時間

当サイトの参加業者は全て、ゴキブリの侵入対策を行うことをメインとしており、薬剤でのゴキブリ駆除は補助的に使用していくスタイルです。

薬剤でのゴキブリ駆除は前述の通り、それほど時間のかかるものではありません。
ゴキブリの侵入口を1つ1つ塞いでいく作業に時間がかかります。

流れとしては、ゴキブリの侵入を防ぐ対策施工を先に行い、最後に薬剤を予防的に散布、塗布していくのが基本になります。

現場の状況によって、薬剤を先に散布する場合もあります。

ゴキブリ侵入対策と薬剤のゴキブリ駆除・予防にかかる時間は、アパート・マンション・一戸建ての場合で時間が変わります。

アパート・マンションでのゴキブリ侵入対策作業の時間

アパートでのゴキブリ侵入対策と薬剤での駆除は、少なくとも2時間ほどかかります。

マンションでは部屋の広さによって変わりますが、システムキッチンや配管の場所など、作りは大体同じですので、ゴキブリ駆除の時間としては、2時間半~4時間ほど。およそ半日の作業となります。

マンション、アパートは同じような作りになっていることが多いため、
効率的に作業ができますが、それでも薬剤だけの駆除と比べると非常に時間と手間がかかります。

施工箇所のメインとなるキッチンや洗面所から始まり、トイレ、洗濯機のホース周辺、エアコンホースなど隙間を見つけ塞いでいきます。

システムキッチンの配管は、ドライバーなどで化粧板を外して、配管が床下に伸びている部分の隙間を確認します。

築年数の浅いマンションや一戸建ては、システムキッチン下の配管にアクセスするための化粧板がしっかりしています。

この化粧板を外すのに多少時間がかかりますが、こうした一手間を惜しまず、配管の根本部分から侵入対策を行うことで、ゴキブリの侵入を防ぐことができるのです。

外部ではベランダをチェックし、エアコン室外機を中心に侵入封鎖をします。
ベランダや玄関などの外部については薬剤を散布してゴキブリを近寄らせない、近寄ってきてもすぐに死滅するよう予防対策をします。

一戸建てでのゴキブリ侵入対策作業の時間

一戸建ての場合は、さらに時間がかかります。家の中だけでなく、庭や外周の作業もあり、最低でも3時間、建物の作りや、築年数によっては、6時間~8時間と1日作業となることも少なくありません。
朝9時から作業を行い、夕方17時頃に終わるということも多いです。

場合によっては、翌日も作業を行うこともあります。
一戸建ては大変作業箇所が多く時間がかかります。

一戸建てもハウスメーカーさんが建てているお家ですとシステムキッチン・システムバスとなっていますのでおおよそ作りは一緒になります。

しかし、一戸建てはマンションとは違って侵入経路が多く、床下や下水の配管からあがってくることも比較的多くあるため侵入封鎖を施工箇所は増えます。

また、お隣様の庭や雑草、片付け状況など家の周りの環境にも影響を受けやすいため、予防的にかつ効果的に薬剤を使用していきます。

効率的にゴキブリ駆除の作業を行うために

ゴキブリ駆除と侵入対策の基本は、まず水回り周辺です。

キッチン下や洗面所下の収納部分に、床下に伸びる配管があります。
この配管周辺の隙間を封鎖作業を行うため、もし可能でしたらキッチンや洗面所の収納の荷物を出しておいていただけると作業が早く進みます。

もちろん、ゴキブリが潜んでいるかもしれませんので、不安でしたら無理なさらないでください。

ベランダや庭などに物が多くありますと、これもゴキブリ駆除の作業に時間がかかります。

物が多く隠れる場所が多いほど、ゴキブリの生息リスクが格段に上がるので、いらないものや使っていないものは、なるべく捨てるか片付けをしておくことも、ゴキブリ対策には重要なことです。

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